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第1回REC BIZ-NET研究会「ネイチャーポジティブの主流化を目指した生物多様性可視化技術の進展」にフィッシュパスが登壇

2024年6月14日、龍谷大学で開催された第1回REC BIZ-NET研究会「ネイチャーポジティブの主流化を目指した生物多様性可視化技術の進展」に、弊社代表の西村成弘が講演者として登壇しました。

第1講演 株式会社フィッシュパス 代表取締役 西村 成弘

第1講演で西村は「あの川の未来を創ろう〜コップ一杯の水で、地域の川をDX」と題して講演を行いました。フィッシュパスは釣り人と内水面漁業を結ぶアプリサービスを展開しており、遊漁券のデジタル化や釣り人の位置情報活用により、釣り人の安全と漁協の監視業務の効率化を提供しています。現在、全国380の漁協団体と提携し、49万人のユーザーを抱えており、この基盤を活用し、漁協と協力して新たな挑戦を行います。

フィッシュパスは龍谷大学と共に、環境DNAを活用した水産資源保護と生物多様性保全に取り組んでおり、産業分野での実用化を目指しています。この取り組みは経済産業省の「成長型中小企業等研究開発支援事業」に採択され、支援を受けています。

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令和5年度「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」に採択されました
龍谷大学とフィッシュパス共同研究発表 〜「スマート環境DNA調査システム」プロジェクト〜

株式会社フィッシュパス 環境事業部 藤田宗也

また、今年4月に弊社に入社した新入社員より、高校生の研究支援プロジェクト「襷プロジェクト」や福島被災河川の復興に向けたチャレンジ(福島イノベーション・コースト構想「Fukushima Tech Create」イノベーション創出支援)について紹介させていただきました。彼は、龍谷大学理工学研究科 修士課程 環境ソリューション工学専攻 山中研究室出身で、その経験を活かしてフィッシュパスでの新たな取り組みに貢献しています。

第2講演 龍谷大学 生物多様性科学研究センター長 山中 裕樹 教授

第2講演では、龍谷大学生物多様性科学研究センターの山中裕樹教授が、環境DNA分析という新しい可視化技術を紹介し、生物多様性の重要性とその可視化の必要性について講演しました。山中教授は、生物多様性の減少が人類の活動に起因していることを強調し、持続可能な未来に向けた取り組みの重要性を訴えました。

今回の研究会は、ネイチャーポジティブの主流化に向けた第一歩となり、フィッシュパスの取り組みと技術が注目されました。今後も、持続可能な漁業と生物多様性の保全に向けた取り組みを続けてまいります。

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