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【福島から世界へ】水をすくうだけで生物多様性を可視化。フィッシュパスが福島支店を開設し、環境DNAによる「自然資本評価」事業を本格始動 〜TNFD対応など企業のネイチャーポジティブ経営をデータで支援〜

遊漁券オンライン販売サービス等を通じて地域と釣り人をつなぐ株式会社フィッシュパス(本社:福井県坂井市、代表取締役:西村 成弘は、企業の環境・生物多様性への取り組みを数値化・可視化する事業拠点の構築を目的に、福島県双葉郡大熊町に福島支店を開設いたしました。

■ 開設の背景:企業の「生物多様性」への対応が急務に

近年、世界的に「生物多様性の損失」が気候変動と並ぶ重要課題となっており、企業にとって事業活動が自然環境に与える影響の評価(TNFD対応など)は、カーボンニュートラルと同様に必須要件になりつつあります。 一方で、多くの企業が環境配慮への意欲を持ちながらも、「何を指標にすればよいか分からない」「取り組みの成果が見えにくい」という課題を抱えています。

当社はこれらの課題に対し、「環境DNA分析」という先端技術を用いて、誰でも簡単に、かつ科学的根拠に基づいて生態系を可視化するソリューションを提供するため、実証実験で成果を上げてきた福島県に新たな拠点を設けました。

■ 提供ソリューション:コップ一杯の水から「環境」をスコア化

当社が提供するサービスは、川や海の水をひとすくいするだけで、そこに生息する生物の種類、数、遺伝的多様性を特定できる「環境DNA分析」技術を活用したものです。

  1. 誰でも簡単なサンプリング: 従来の捕獲調査には高度な専門知識や技術が必要でしたが、当社の手法は「水をひとすくいするだけ」でサンプリングが可能です。
  2. 科学的データの分かりやすい可視化: 独自のレポートシステムにより、複雑な環境DNAデータを地図やグラフを用いてスコア化します。専門知識がなくても理解しやすく、企業が取るべき具体的なアクションを提示します。
  3. 強固な分析体制: 環境DNA研究の第一人者である山中裕樹教授(龍谷大学)を技術顧問に迎え、年2,000サンプル以上の処理能力を持つ自社分析センターで高精度な解析を行います。

    ■ 福島県大熊町での実績

    当社はこれまで、福島県大熊町の熊川漁協において実証実験を行ってまいりました。その結果、魚類分布の把握や希少種の発見に成功したほか、大学と連携した技術特許の取得といった成果を上げています。
    ※なお、本事業の一部は、公益財団法人福島県産業振興センターが実施する「Fukushima Tech Create」事業の支援を受けて実施されました。
    https://www.fipo.or.jp/activities-accumulation/support/ftc

    ■今後の展望:全国規模での展開と社会実装の加速

    フィッシュパスは、福島支店を拠点として、企業の環境貢献活動を科学的に裏付け、その価値を社会に証明する新たなスタンダードを構築してまいります。

    1. 事業の本格化とネットワーク活用:既存事業で提携する全国411の漁協(国内シェア6割)のネットワークを活用し、全国一斉にサンプルを収集できる強固な環境モニタリング体制を構築します。
    2. 2026年の目標:年間50件の企業調査実施を経て、事業を本格化させ、福島発の環境評価モデルの全国展開を目指します。


    ■福島支店 概要

    施設名:大熊インキュベーションセンター
    住所:〒979-1308 福島県双葉郡大熊町下野上清水230
    https://okuma-ic.jp/

    本件に関するお問合せ先

    株式会社フィッシュパス 環境事業部
    電話:0776-67-7335
    お問い合わせフォーム:
    https://fishpass-edna.jp/contact1/

     

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