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総務省「令和7年度 FORWARD事業」に研究分担者として参画が決定しました

この度、株式会社フィッシュパスは、総務省が推進する「令和7年度 持続可能な電波有効利用のための基盤技術研究開発事業(FORWARD)」において、福井大学を代表機関とする研究課題「持続可能な河川環境保全のための連合学習を活用した周波数共同利用技術に関する研究開発」に研究分担者として参画することが決定いたしましたのでお知らせいたします。

■ 研究の背景と目的

近年、内水面漁協の組合員減少により、河川環境保全の業務負担が年々増加しており、持続可能な環境保全のためには業務の効率化が急務となっています。本研究開発では、この課題解決に向けて、連合学習を活用した革新的な河川環境保全プラットフォームの開発を目指します。

■ 研究開発の特徴

本プラットフォームでは、以下の先端技術を組み合わせることで、従来の課題を解決します:

  • 連合学習の多段構成化と学習スケジューリングの導入により、周波数干渉による環境予測の精度低下を防止
  • 周波数共同利用技術により消費電力の削減を実現
  • 複数の無線通信システムを活用した効率的なデータ収集・処理

■ 実証実験について

開発したプラットフォームの性能検証は、福井県内の日野川において実証実験を実施し、実際の河川環境での有効性を検証いたします。

■ 研究体制

  • 研究代表者:橘 拓至氏(福井大学)
  • 研究分担者:西村 成弘(株式会社フィッシュパス)、川上 朋也氏(福井大学)
  • 研究協力者:宮本 俊氏(日野川漁業協同組合 理事)、中尾 彰宏氏(東京大学 教授)

■今後の展望

本研究開発を通じて、河川環境保全の効率化と持続可能性の向上に貢献し、さらには全国の内水面漁協が抱える共通課題の解決に向けた新たなソリューションの提供を目指してまいります。
株式会社フィッシュパスは、今後も河川環境の保全と水産業の持続可能な発展に向けて、産学連携による技術革新に積極的に取り組んでまいります。

📎 総務省北陸総合通信局プレスリリースはこちら

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